私が合唱に参加しているオペラ団体は、定期的にサロンコンサートを開いています。場所は、普段合唱の練習をしているK立市にあるマンションの一室にて。部屋は小さい方のグランドピアノ一台と３０席椅子が並ぶともうぎゅうぎゅう。本当に目の前でパフォーマンスを観れるのです。

今日は、去年の椿姫で主役を演じた方のソロコンサートでした。曲はイタリア歌曲、ドイツ歌曲、日本の曲もあり、モーツアルトのオペラ魔笛から夜の女王の超高音アリアに椿姫のアリアと見ごたえたっぷりでした。さすがです。歌の上手さって、表現力なんですね～。歌っているのはイタリア語とかドイツ語とか、オイラはさっぱり意味がわからないのですが、それでも表情や表現で気持ちが伝わってくるのです。技術と表現力がある人が観ている人を感動させられるのですねぇ。
曲の間には普通のおしゃべりの様にご本人による曲の解説が入るので、知らない曲もじっくり聴くことが出来ました。更にとってもチャーミングな方で親近感が沸きました。手を伸ばせば届いてしまうくらいの距離でこういうパフォーマンスを観れるのって贅沢です。

音楽好きな人ってよく、“やっぱり本場で見ないとねぇ～”とか言う人がいますが…まぁそりゃそうだけどさ。
でも、折角日本人なんだから世界に通用する日本人が居ると嬉しいじゃないですか。その為には、日本で成長する場が必要だと思うのです。若手が育つ様に歌う場を作ってあげる。で、若手が育って海外にはばたいていく。海外に本場を求めるだけではなくて、日本で本場モノを作って日本の音楽界を盛り上げる事も考えればいいのに。
その為に自分も何かお手伝いが出来るのではないかと。自分には何が出来るかな～と最近思います。赤字赤字と言いながら少しでも良いものを作ろうと頑張ってオペラ公演をやってる方々を応援する事がそれに繋がっていくんじゃないかなぁ～と、そんな事を色々考えてみました。

話がそれてしまいましたが…サロンコンサート。一度観てみたい方､興味のある方、ご連絡下さ～い。今後の予定をお知らせしますョ。

木曜日、コンサート形式の椿姫公演が終わりました。前回は初オペラ出演だったので色々オタオタしちゃってましたが、大分慣れて来たのか前回よりも自分で楽しめた気がします。
今回のキャストの方々もとっても良かったです～。特に主役のお二方。上手いっすね～、勉強になります。

今回は会場が狭かったのでノルマも少なくてほとんど宣伝せずでしたが。
12月のこうもりはまた大きいホールですので。
近々広告をばら撒きますので。


お近くの方々、是非見に来てくださいね～。


今回は、上下黒。地味でしょ?

今年の梅雨は過ごしやすい、なんて思っていた矢先に急に暑くなりましたね～。東京では金曜日に今シーズン初の真夏日になったそうです。ちなみに夏日はその日の最高気温が25度以上、真夏日は30度以上、35度を超えると猛暑日、と呼ぶそうです。ココ数年は6月の時点で真夏日になっていたから今年は出足が遅いらしい。今年は冷夏になるんでしょうかね？天気予報好きだと、“天気図読めないの？”とか“って事は今年はどうなるの？分かんないの？いつも天気予報見てるくせに”とか理不尽な事を言われたりするのですが(主に旦那に)、分かる訳ないじゃないですか。私はただ洗濯するタイミングを計るためにマメに天気予報をチェックしてるだけなんですから。
あぁ、明日は雨が少し降りますよ。今日ほど暑くなりませんよ。

と天気の事を気にしている間に椿姫公演が近づいてきました。来週の木曜日で～す。今回は旦那さんの職場のすぐ近くですよ。興味のある方は、直接私にご連絡下さい。しかしお陰様でチケットはほぼ売り切れ状態だそうです。
今回はコンサート形式なので、所々出入りする位で動きは全くなし。なので動きを覚える必要がないので楽。去年歌ったのでもう暗譜も完璧～♪と思っていたら、ちょこちょこ抜けている…ドババババ～っと怒涛のスピードで歌う所で似たような歌詞が多くて混ざる混ざる…もう来週ですからね。しっかり復習しないとね(出遅れ)。

そして来週の公演後、12月は去年コンサート形式で公演したこうもりの本公演です！正直気持ちはすでにこっちに向かっています。アンダースタディーで歌わせてもらったりしてるので尚更です♪
更に来年の公演もちらほら決まり始めているようで、年に2，3回づつ、多すぎず少なすぎずいいペースで参加させてもらえそうですわ。

日曜日、K市音楽祭にて合唱してきました♪
当日は9時30分から10時までステージでリハーサル。出番までかなり時間があったので指導の先生とピアニストさんとメンバー数名でファミレスでブランチ食べながらおしゃべり。そして、音楽祭が1時からスタート。

普段はオペラの合唱しかしないのですが、この音楽祭に出るために2曲女声合唱曲を用意したのでした。指導の先生がオペラ歌手なので、いわゆる普通の合唱のように皆でキレイにまとめる、と言うよりは一人一人が思うように歌いなさい、みたいな指導なんです。もちろん、音とかタイミングとか音色というか声色等もろもろ合わせるべき所はキッチリ合わせますがね、曲の表現とかは極力個人技をだして生かそうという指導をしてくれるんです。編成も３声で12､3人と少人数な事もあり、全員がソロで歌うような気持ちでの合唱でした。
逆にいうと、誰一人サボれない。練習でも、疲れたな～とちょっと気を抜くと、すぐばれる。。そんなこんなで練習から気を抜けなくて、先生の力の入った指導に始めはついて行けなかったんですが、次第に先生の曲に対する世界観が分かってきて、その世界の中に入っていくとすごく気持ちよ～く歌えるようになったのでした。多分メンバー全員がそういう気持ちになってアプローチはそれぞれ違うけれど皆が同じ所に向かうようになったみたいで、それぞれが思うように歌ってるはずなのにちゃんとまとまるんですよ。先生の、一人一人の表現力を大切にする指導は、コレを目指しての事だったんだなぁと歌いながら気付いて、“コイツやるなぁ”と思ってしまいました。
こうなると楽しいですよ～癖になりますよ～。本番は、とにかく楽しくて気持ちよく歌えました。楽しかった～♪評価もかなり良かったみたいです。

こういう人に指導してもらえるのって財産ですよね～。私ゃいい先生に巡り会ってるなぁ～。しかし！残念な事にこの先生は劇団S季のOペラ座のK人公演に出るためにこの音楽祭後にO阪に行ってしまいました。長期公演みたいで、次はいつ帰ってくるか…？だそうです。う～残念。もっと先生の下で歌いたい～。あ、でも年末のこうもり公演には先生もまたキャストとして出演される事が決まっているのでそれまでには帰ってくるでしょう。

ところで少し前からのどが痛くて、ちょっと咳まで出だしちゃってやばかったのですが当日のお昼だけ風邪薬を飲んだからか、メンバーの方がのどとか頭痛とか初期の風邪はコレで飛ぶわよ、とラベンダーのアロマオイルを私の服の襟元に一滴たらしてくれて、いい香りを一日中嗅いでいられたお陰か、気持ちよく歌ったからか気付いたら夕方には風邪が吹っ飛んでいました。どれが良かったのか分からないけど、ラベンダーのアロマオイル、とてもいい香りだったので今度買ってこよう！

来週末、国分寺と立川の間の市の合唱祭にでます。日本語の歌を２曲さらっと歌ってきます。
今ウチの合唱の指導をしてくれているのが、去年の椿姫でお父さん役、こうもりでは看守役をやってた渋いバリトンのお方なんですね。この方は言葉をとっても大切に歌う指導をされるもので、日本語で歌う事にハマってきました。
私は声楽を始めたのがアメリカだったから日本の歌を歌う事ってなかったんですよね。で、最近になって日本の童謡とか歌ってみて日本語の言葉の美しさに今更ながら感動しちゃいました。やっぱり母国語っていいですわ～。
でもだからこそ、外国語で歌う時も母国語並に言葉を理解して歌わないと表現力は付きませんわね。勉強になります。


それからついでに、7月には旦那さんのお勤め先の近くでまた椿姫公演です♪今回はコンサート形式なので、お芝居なしで歌うだけ。ドレスもなし鹿メイクもなしで良さそうなので、コンサート後の後片付けが楽ですわ♪
それにしても、先日の練習の時にグループの代表さんがぶっちゃけトークを連発。7月の公演は、お客さんが満員で入っても100万円の赤字なんですって。オペラってお金がかかるんですって～。ってこんな事書いちゃっていいのかな？名前出してないし、いっか♪