土曜の稼動先が変わってはや2ヶ月。生徒達も大体慣れてくれたかな～。そしてまだまだ先だと思っていたオペラの本番もいよいよ1週間きってしまいました。練習も大詰！何とかチケットノルマも裁ききり（ほとんど身内で）ました。
練習当初はメゾ音とりにく～いって困ってたのですが、一度覚えてしまえばもう大丈夫。私って音感いいかもっ！絶対音感無い割にとれるじゃん！と誰も誉めてくれないから自分で誉めて…後は動きと歌詞を間違えなければノープロです。はい。そこが大問題です。見に来てくれる方、後ろの方のオレンジドレスの私の小芝居を笑いに来てください。っていうか、私は探さず単純にオペラを楽しんでくださいね～。

さて、今日は衣装合わせだったんですよ。衣装と一緒に本番でつける小物もすべてつけてみてくださいって事だったのでいつものように母の手作りグッツで固めました。母には結婚式でつけたネックレス、イヤリング、ブレスレット、ティアラ、ブーケ＆ブートニアと全てビーズで作ってもらったのです。それからも色々作ってもらっていて飽きたら母に返して、それを母が友達に譲る、みたいにしてるんです。今回も手作りネックレスとイヤリングをしてみたら、デザイナーさんや主役の方直々に誉めていただけました！その他周りの皆もいいね～と言ってくれて、良かった良かった。また色々作ってもらおぉ～♪

にしても、今回分かった事ですがオペラの合唱に参加するって何かとお金がかかりますわ～。衣装、小物代、ヘアメイク、付け毛代などなど…最初から分かっていたら引き受けなかったかなぁ…なんて思っちゃったりして。だけど、プロのオペラ歌手の歌を間近で沢山聴ける事、指揮者、演出家さん方に指導してもらえる事。色んな人と知り合えた事。プライスレス。って感じです。要するに、また機会があったら出てみたいって事です。実は、この合唱で知り合った方に他のオペラの合唱やらないって誘われてるんですよね～。ふふふ。家事＆家計に支障が出ない程度にしますから、いいっすか？？旦那様っ！

３月に発表会が終わり、あっという間に４月。オペラサークルも新年度に突入です。今年はシュトラウスの“こうもり”というオペレッタをやります。歌をもっと頑張るぞぉ～と思っていた矢先、本日新年度１回目の練習で誰がどの役＆歌を歌うか発表されました。
私の希望は、難しいけどコロコロコロ～っと高～い声で歌う女中の役だったんですが...割り当てられたのは真逆の結構低い声のメゾソプラノの役でした。メゾソプラノってオペラでは男性の役をやる事が結構あるんだそう。この“こうもり”でもメゾソプラノは男性を演じるのです。
私、自分ではソプラノのつもりなんですけど、最近メゾがあってんじゃない？ってよく言われます。それに逆らって希望は高い声の役を出しておいたんですけど、見事撃沈。しかも男装っすよ…私に合うのはお姫様系だと思ってたんだけどねぇ…もっと複雑だったのが、周りのメンバーの皆さんが口々に“はまり役だね～”“ぴったりだね～”“見た目もあってるね～”とやたら適役だと強調してくるんですね。はい。もう、分かりました。椿姫終わったら髪ばっさり切ってやりますよ。宝塚ばりの男役を演じてやろ～じゃないですか。

最近の若者は日本語のボキャブラリーがない。だから自分の気持ちを言葉で表現できなくて、伝えられない感情が溜まり溜まってある日爆発する...ってなことを誰かが言っていましたが、私も口下手なので自分の気持ちを伝えるのってなかなか上手く出来ません。でも大体“私、自分の気持ち上手く表現できてま～す♪”って人のほうが少ないですよね？そんな私たちにとってブログで日々思ったことやふと感じたことをぼさぼさと書き綴るってちょっとした気分転換、ストレス解消になっているのかもしれませんね。

私にとってもうひとつの気持ちを表現する方法は、音楽。大学時代ピアノの教授に言われた

“N25、君はショパンを弾いているのではないんだよ。ショパンのワルツを使って君自身を弾いているんだ。何を表現したいのかよく考えてごらん。”

という言葉で音楽に対する考えががらっと変わりました。それ以来１歩踏み込んで考えられるようになった気がします。

当時ピアノを弾いていたので例えもピアノになっちゃいますが、ピアノも言語と同じ。言語を話すためには気持ちを表すボキャブラリーが必要。言葉だけを並べても伝わらないので文法もやっぱり必要。でも言語が話せても、伝えたいことがないと話は始まりすらしない。
ピアノも同じで、技術はあっても気持ちがないと聴き手の心を本当に動かすことは出来ない。逆に気持ちがあっても技術がないと片言でジェスチャーで一生懸命伝えてるのに気持ちがブツブツ切れちゃって結局伝わらないというなんとも悲しい事になってしまいます。私のピアノはちょうど私の英語力と同じくらいかもしれません。簡単な事は大体話せるけど、ちょっと難しくなると、むむむ、時間が必要です！まぁいいや、適当に話しちゃえっ。って文法めちゃくちゃで無理やり伝えてしまう。でも実際はちゃんと伝わっているのか？？？ですよね。日本語くらいスラスラになるといいんですけどねぇ...って、あ、私日本語も苦手でしたっけ！？
でも正直最近ピアノはほったらかして歌しかやってないです。歌なんて英語どころじゃないですョ。言葉を考え文法を考え、話そうとするだけで精一杯。気持ちまで全然繋がりません。留学する前の英語力くらい？ペラペラに歌える位の表現力が欲しい、と考えている訳です。
考えていても実行しないと変わりません。思考は実現化する。そのための過程は①考える②考えを表現する③実行する。
ブログを使って日々悶々と考えている事を言葉にしてみました。②までは終了。後は実現するのみですね。練習しよ～。

そういやオペラ合唱の報告してませんでしたね～。
あれから定期的に週末1回か２回練習行ってます。歌とか音楽のほうは大分慣れてきました。初回に指揮者のちょっ早テンポに打ちのめされたお陰でこりゃ適当には出来ないと気づきまして、ちゃんと練習してるのです！通勤中にマスクの中でブツブツぶつぶつ歌詞をつぶやいてます。あと2週間で暗譜しないとならんのですよ。でももう3分の2くらい入ったかな～、ね、計画的でしょ？？指揮者が練習に現れたのはあの初回のみで、それ以降は副指揮者か合唱指導の方が優しく指導してくれてるのですが、次に指揮者が来ても今度はもう負けないぞぉ～！
毎週の練習は、今はまだ椅子に座って歌ってるだけですが、暗譜したらそこから立ち稽古＝演技とか動きの練習に入るそうな。どれくらい動かされるのか、動きを覚えたらせっかく覚えた歌詞を忘れてしまわないか、大体演技なんて私にできんのか？？まだまだ不安はあるけど、でも楽しみでもあります♪

去年の初発表会から１年が経っちゃいました。２度目のお歌の発表会が終わりました。

緊張はしたけど、練習でサークルのメンバーの前で初めて歌う時の変な緊張感より心地よい（？）緊張でした。人前に出る緊張って慣れで何とかなるもんなんですねぇ。
それから去年より少し歌える様になってきた気がします。上達が自分で分かると嬉しいデスね～。来年はもっと上手くなってもっともっと色んな歌を歌ってみたい、とどんどん欲が出てきてしまいます。この１年間よりもっと練習してもちょっと難しい歌にも挑戦してみたいなんて思いました。

と、発表会の感想はここまで…
発表会後の打ち上げにも参加してきたのですが大人２５人が飲み放題で飲むとこんな事になるのかという位大荒れでした。歌を歌ってる人達ですから声もデカイしお店にとったらいい迷惑でしょうねぇ…でもこの日のためにず～っと緊張して頑張ってきた訳だから１日くらい許してやってください。
でも飲み放題で３５００円が飲みすぎて+１０００円ってどういう事でしょうね？